3. 農業に向けて準備開始!

私たちの土地がある村は、エボラが最も拡大したエリアの中に位置しています。
幸いにも、その村からはエボラ患者はでなかったようですが、それでも、そのエリアに行くことは
長い間政府によって禁止されていたため、村に行くことも無理でした。
そのため、1年間全く村での活動ができず、長い長い期間を置くことになったのですが、ついに、念願のコメ作りへの準備が始まりました。
成功すればもちろんそれにこしたことはありませんが、失敗しても、きっと次の挑戦に生かすことができるはずです。
なんて発言は、やっぱり前向きなようでいて後ろ向きでしょうか。とにかくやってみないことには分かりません!

さて、10年以上ほったらかしにされてきた土地なので、ブッシュのせいで前が見えません。


こんな状態でコメ作りなんて、まだまだ夢のまた夢。
そんなわけで、まずは、土地をきれいに整備することから始めました。
あんな広大な土地を、なんの機械も使わずに、開墾する上に、賃金も大した額をもらえないのですから、
ブーイング覚悟でしたし、誰も協力してくれないかもと思っていたのですが、思いのほか、すぐに働き手が見つかりました。
エボラのせいで、全然人が村に入ってこずに、この1年、本当につらかったんだろうなと思います。
どんな小さな仕事もほしいという彼らの事情に付け込んだ形になったような気がして
とても申し訳ないのですが、利益が出たら、必ずこの村のために使いたいと思います!

さてさて、結構時間がかかるかなと思っていたのですが、たったの2週間で、ブッシュ状態の土地をほぼ全部きれいにしてくれました。



すごいですね。10人以下のワーカーでこんなに早くここまでできるものなんですね。
実際に作業を見ていると、ものすごい勢いで草木を刈り取っていくので、本当にびっくりしました。

今回、報酬に加え、食事もこちらで面倒を見るということになっていたので、はじめ、
50キロのコメを持って行っていたのですが、それが1週間ですべてなくなると聞いて、
どう考えたって、働いていない人たちにもコメを勝手に配っているに違いないと思っていました。
ところが、昼食タイムの様子を見学しに行ってみると、これがもう、ものすごい消費量なんです!
(もちろん、思った通り、子どもを含め、働いていない大人たちも一緒に食べたりしていたんですけれどね。)
食事後もきりのいいところまでと言って働き始めたのですが、よくあんなに食べた後にこんなにも
動くことができるなとまたまたびっくりしましたしました。



あとは、刈った草木が乾燥するまで3週間ほどおいて、火をつけて燃やすだけです。
すでに乾燥しているようにも見えましたが、まだまだだそうです。


資金が少ないために、本当に少ない報酬しか出せなかったというのに、
一生懸命頑張ってくれた村人たちには、本当に感謝感謝です。
そして、この数少ない若者たちを村に引き留めるためにも、村にいる方が都市にいるよりもずっといい稼ぎができて
楽しい人生が送れると思えるような環境作りをしていきたいと改めて強く思いました。
お金があれば、村のためにあれも作りたいこれも作りたいと妄想は膨らむばかりです。
子どもたちが汚い川の水を飲むのをはじめて目の当たりにした時から、なんとしても井戸を掘って水をひきたいと思っているのですが、
まだ実現できていません・・・・。


雨季に突然の雨をしのぐために使われる小屋も立ててくれたみたいです。休憩所としても活躍してます。


すべて土地をきれいにしたら、そのあとどこに何を植えようかなんて真剣な話もしながら、冗談を言って笑ったりもするミーティングタイム。


   

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