もくじ

     1. はじめに~少年フットボール大会への想い~

        

     2. フットボール大会開催に向けての準備



 

1. はじめに~少年フットボール大会開催への想い~

シエラレオネの子供たちは、フットボールが大好きです。
空気が抜けたペコペコのボールをみんなで追いかけている姿を毎日のように見ることができます。
NGOあいからも、いくつものボールを子供たちにプレゼントしましたが、
新しいボールが手に入ったという情報は一気に地域内に駆け回り、
みんな奪い合うようにして一日中遊ぶので、どれもこれも、一週間ほどで、
空気が抜けたり破れたりして、ボールがペコペコになってしまうのです。
山原さんとまさとさんが置いて行ってくれた空気入れを使うため、
近所の子供たちは頻繁にわが家にペコペコのボールを持ってきて、空気を入れて帰ります。
でも、ペコペコのボールでさえ、みんなで楽しんで遊んでいるのだから、よほど好きなんだろうなぁと
(本音では何がそんなに楽しいのだろうと思いながらも)感心しています。


日本から持ってきたボールの一部を持って少年たちと撮影

さて、シエラレオネには、リオン・スターと呼ばれるナショナルチームが存在します。
世界的には超が付く弱小チームですけれど、シエラレオネの子どもたちにとっては、文字通り、スターなのです。
将来、リオン・スターに入って、フットボール選手になりたいと夢を見ている男の子たちはたくさんいるはずです。
もっと欲を言えば、海外で活躍していたことのあるシエラレオネ人のスーパースターのモハメド・カロンのような選手になって、
海外のフットボールクラブに所属して、お金を稼いで家族を養いたいと考えている子どもたちはたくさんいます。
かといって、そんなことは夢のまた夢。
そんなことが分かっているからか、将来の夢を聞いて、フットボール選手になりたいなんて言う少年は 今まで一人も出会ったことはないのです。
もし初めから諦めているのだとしたら、やっぱり悲しいですね。


陸上競技の世界大会などを見ていても明らかなように、黒人の身体能力は、きわめて高いです。
神様に与えられた貴重なギフトのひとつだと思います。
なので、教育の機会を与えてあげることも大事ですが、より多くの将来の選択肢を増やすきっかけを
作りたいという思い、なによりも、彼らの生まれ持った能力に向いているものや
彼ら自身が本当になりたいと思うものに向かっていけるような環境づくりも必要なのではないかという思いから、
少年たちのフットボール環境の活性化を図るために、少年フットボール大会を開催することから、
一歩を踏み出そうと思うようになりました。
定期的に大会を開催していくことが可能になれば、本大会に対して、
ある程度の知名度が出てくることが見込めますし、そうなれば、
この大会から原石を発見しようとする国内のフットボールクラブも現れるのではないか、と期待しています。



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