シエラレオネに中古衣料品が届きました!

2015年12月

日本のみなさまによるご協力のおかげで、中古衣料品が、シエラレオネに届きました!
シエラレオネに中古衣料品が届くのは、これで2回目です。本当にありがとうございます!

今回はギニア経由での輸送ということで、ちょっと、いや、かなりごたついておりました。
少しコミュニケーションが取りづらいような状況で、本来ならば、私はぼけっとシエラレオネで待っていればよかっただけなのですが、
いろんな事情が重なり、気が付けばギニアに行かなければいかないような流れに・・・。
そんなわけで、ギニアへの一人旅!!
とは言っても、乗り合いタクシーで行ったので、厳密にはひとりではなかったのですが。
そう、シエラレオネからギニアへは車で行けるような距離なのです。
それでも、長距離であることには変わらりません。
タクシー運転手は、一分一秒でも早く着きたいという思いからなのか、とんでもないスピードで走らせていました。
ある程度道が整っているとはいえ、一部はまだまだ整備されていない上に、
すり切れたタイヤで超スピードで走っているので、行きも帰りもパンクして、タイヤ交換をするはめに。


タイヤ交換中。こういう場合、男性の乗客は進んでお手伝いをします。

しかも、行きの運転手は敬虔なムスリムだったため、昼の2時ごろには車を止めてお祈りに向かい、そうとう待たされました。
その間、私は車の中で待っていましたが、暑すぎて、もうぐったり。
さらに、ギニアの町の方に入ってすぐのあたりで、警察官に止められ、タクシーのサイドミラーが割れてるだのいろいろと車の問題を指摘され、
捕まりかけたのですが、運転手は警察官を轢き殺す勢いで、すきを見て車を急発進させ、目的地へと向かいました。
それはもうアクションシーンさながらで、日本でもなくシエラでもなく、まさかのギニアで私は死んでしまうのではないかと戦々恐々でした。
こんな感じでいろんな事件が起き、昼の3時には到着する予定が、夜7時の到着となり、へとへとになりました。

翌日、荷物を預かってもらっている倉庫に行き、ようやく物資とご対面!
日本からコンテナが出発したと聞いてから半年近くたっていたので、もう届かないのではないかと思っていたので、
本当にうれしかったです。


倉庫内の荷物。隣の倉庫にもたくさんの荷物が保管されてあります。ちなみにタイヤ等段ボール箱に入っていないものは倉庫のオーナーのものです。

シエラレオネへの輸送のトラックを手配てもらったのですが、
業者には、ひと箱どんなに小さかろうが、逆にどんなに大きかろうが一律30,000リオンと言われたので、
すこしでも輸送費を少なくするために、大きめの箱を継ぎはぎし、さらに大きくして、
小さな箱の中身を移はこの数を減らすという作業にとりかかりました。


倉庫のオーナーやその友人たちも手伝ってくれました。

えげつないほど、ひと箱を大きくしていった結果、料金を大幅に下げることができたはずが、
さすがに「こんなんじゃ利益がでない」と業者に文句を言われ、ひと箱30,000リオンの約束は無効となり、
業者が応じることのできる最低額を提示され、ひと悶着ののち、その最低額を受け入れることになりました。

その後、ようやくシエラレオネですべての荷物を受け取ることができたのは、その10日後でした。
そんなにかかるもんかね?いや、普通かからんでしょう。
いつトラックの運転手に電話しても、ずーっと国境沿いで手間取ってると言うばかりで、
もしかして業者に逃げられたのではないかと考えては、もんもんと過ごしておりました。

シエラレオネに荷物が到着したその翌日からは、近所のたくさんの女性陣のご協力により、
衣料品を販売していくことができました。
私たちは、みなさまからいただいた中古衣料品を、無料で寄付するということはしておりません。
寄付してしまうと、こちらで衣料品販売を生業としている人たちに、経済的な打撃を与えかねないですし、
また、結局販売されてしまうかもしれないからです。
そういうわけで、私たちが直接販売して、活動資金に回すことにしているのです。
女性たちには、これは売れると思ったものを選んでもらい、何をいくつ選んだかをこちらでメモし、その金額を話し合い、
例えばシャツが一枚5,000リオンと決めたとしたら、その人がたとえシャツを20,000リオンで売ろうと、私たちには5,000リオンだけを
その日の終わりに払ってもらい、売れなかったものに関しては返品してもらうという感じにしました。
資金なしでビジネスができるということで、噂を聞きつけた女性たちがたくさんやってきては、
販売のお手伝いをしていただきました。

売上総額約1400ドルといったところでしょうか。
少し残念な話ですが、実はこれは関税とまったく同じ金額だったので、私たちには何の資金も残らなかったのです。
このコンテナ輸送は、シエラレオネ・ギニアへの中古車輸送をビジネスにしている会社の協力を得ているので、
中古衣料品の輸送費に関しては問題なかったのですが、ボランティア扱いとして、関税は無料になると思い込んでいたところ、
ギニアで受け入れの際、関税はどうしても払わなければいけないということで、1400ドル支払ったのです。
勉強不足でした・・・。前回、コンテナがシエラレオネに直接輸送さた際は、衣料品に関しては関税はかけられなかったので、 てっきりギニアでも同じだと思っていたのですが・・・。
せっかく大きな資金になったかもしれなのに、本当に残念でした。
でも、販売協力をしてくれたたくさんの女性たちはかなりの利益を得たようで、みなさんクリスマスを楽しく過ごすことができているようでした。
みなさんにとって必要のないものも、この国ではまだまだお金に換えてみんなが楽しく過ごせるのです。
そんなわけで、これからもご協力のほど、どうかよろしくお願いいたします!
みなさんのいらない服、捨てるくらいなら、私たちにどうかお譲りください!
送付先など詳しい情報はこちらをご覧ください!!




   

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